保護猫カフェの裏側!来てほしくない○○なお客さん5選

保護猫カフェ体験談

こんにちは!Ayumiです。
認定動物看護師で、保護猫カフェで店長として働いていました。

今日は、実際に来店されたお客さんの中で、こんなお客さんには来てほしくない!お帰りくださいと思ったお客さんを紹介していきます。

里親希望者編

当日希望

スタッフ
スタッフ

いらっしゃいませ〜

お客さん
お客さん

猫分けてもらえるって聞いたけど、
今日連れて帰れる?


この質問めっちゃ多いです。初めてカフェに来られたお客さんで、特にご年配の方に多いです。
結論から言うと、当日の譲渡はあり得ません。
見ず知らずの方に、保護して医療と愛情をかけ、今日まで大切に育ててきた猫たちを、簡単にお譲りしてしまうカフェがあれば、それはそれで問題です。
里親希望者さんとしっかりお話しして、猫たちのこともお伝えして、審査して、猫を飼う環境を準備してもらってから、譲渡となります。
引き取る側も、個性豊かないろんな猫がいるので、ちゃんと触れ合って、20年一緒に過ごす家族を選んで欲しいと思います(実は多くの場合、猫が飼い主を選んでいるんですが。)
もっと細かく言うなら、猫は生き物なので、分けることは出来ません。

80代ご夫婦

子猫飼いたいんですけど、
いませんか?

85歳でも、まだまだ元気だから、
大丈夫!!

ご年配の方に限って、子猫をと皆さん揃って言われます。でも、猫って長寿な生き物で、長い子だと20年以上も生きるんです。猫を看取るまで健康で長生き出来ますか?猫だって歳を取ると、病気にもなるし、通院もしなくちゃ行けなくなって、その上看病もとなるとかなりの体力が必要になってきます。
この場合は、同居されているご家族の方とご面談して、ご家族の方に譲渡を検討するという形になります。
高齢者の方でも、万が一何かあった場合は、責任を持ってその後飼育されるか、里親さんを探してくださる方が保証人としていればお譲り出来る場所もあります。
それでも、譲渡された猫にとっては、最愛の家族が亡くなって、他の家族に引き取られる、引っ越さなければいけないということは辛い経験であり、かなりのストレスが掛かることなのです。

また、ご自身が施設に飼えるからもう飼えない、病気になってしまって今後退院する目処が立たないなどで、泣く泣く猫を手放し、愛護センターや保健所に持ち込まれるといったケースは、今現在も多く、今後もますます増えることとなると思います。
そうならないように、飼育する頭数、飼育する子の年齢は、必ずご自身が生きて、一生涯お世話できて看取れる範囲までとしてください。万が一、不慮の事故や若くしてご病気になった場合でも頼める誰かを見つけておくことも、ペットを飼育する上では大切なこととなります。

ご年配の方が、猫を飼いたい!猫助けをしたい!子猫と接したい!とおっしゃってくだされば、実は出来ることがたくさんあります。 

シニアの猫を引き取る

ご自身のご年齢に合わせて、看取れる範囲で、シニアの猫の引き取りが行えます(もちろん、保証人は必要)。
猫は、子猫の方が里親は見つかりやすいです。1歳になれば、譲渡率はガクンと下がりますし、シニアになればなるほど下降していきます。
しかし、シニアの猫ちゃんは、またそれはそれでとっても可愛いんです。元気一杯の頃にはなかった落ち着きが出てきますし、介護が必要になれば、また子猫のような可愛さが戻ってきます。
猫助けにももちろんなります。

ミルクボランティアをする

各自治体の愛護センターや保健所、保護団体さんと連携して、ミルクボランティアの登録を行い、子猫を離乳するまで育てる役割です。

猫の殺処分は、いまだに多く、その殆どが持ち込まれたりした乳飲児です。
殺処分ゼロに大きく貢献出来ますし、また、可愛い盛りの子猫と接してお世話が出来ます。譲渡されてもまた次々に子猫は来ます。
ただし、3時間置きにミルク、排泄などお世話が必要になってきますので、フォローしてくださる方がいらっしゃる方か、相当体力のある方がいいでしょう。
年齢制限もある場合がありますので、お住まいの地域の愛護センター保健所、また保護団体さんにお問い合わせください。

一時預かりをする

保護された猫たちは、猫の感染病を持っている場合がありますので、一定期間の隔離が必要になります。これは保護には必ず必要な期間となり、その間は他の猫との接触が出来ません。
この期間の預かりが確保出来れば、保護出来る猫の頭数は増えますので無くてはならない存在です。期間は1ヶ月〜となります。
人馴れしている子、していない子様々なので、愛情をかけて隔離を行ってもらえる方がいれば大変助かります。こちらも保護団体さんなどで随時募集しているので、お近くの団体さんや力になりたいと思う団体さんにお問い合わせしてみてください。

保護猫カフェやシェルターなどでも、他の猫と仲良く出来ない、そこにいることがストレスになってしまう、または、人馴れしていない、人を噛んでしまうなど、特別な事情を抱えた子たちを長期で預かってケアしたり、預かり先から里親を探すと言ったことも行う場合があります。
一時預かりをしてくださるという方がいらっしゃるのは、とても助かることなんです。

ボランティアをする

保護団体さんのシェルターや譲渡会、保護猫カフェでは、ボランティアさんを募集している場合があります。たくさんの猫と接し、お世話をして、それが直接、猫助けへと繋がります。高齢の方でも、特技や趣味を活かした猫助けが出来ると思います。
各団体さんによって、保護、お世話にはこだわりを持ってされているので、勉強は必要になりますが、猫のために出来ることは誰にでもたくさんありますので、一度お近くの団体さんなどに問い合わせていて下さい。

猫カフェで暴れる子供を黙認する親御さん

猫は、基本的には、突発的に大声を出したり、予想も出来ない動きをしたり、走り回る子供が苦手な生き物です。猫カフェの猫たちは、お子さんと接した経験があまりないことが多く、恐怖でしかありません。
猫カフェ内は猫のためにルールを設けているところが殆どです。
走り回らない、追いかけない、大声を出さないと言ったルールがあるんですが、説明したにも関わらず、お子さんはテンションが上がるとそう言う行動をしてしまいます。
猫が好きで、猫がたくさんいたら、そりゃテンション上がって、体動かしたくなるし、猫触りたいけど、逃げる→追いかけるとなってしまうのは、当たり前の行動だと思います。
問題なのは、お子さんたちが暴れ回って、猫のベッドを足で踏んで歩き回っている(中に猫が隠れていたら大惨事です)にも関わらず、親御さんがスマホに夢中だったり、全然違う場所で猫を戯れていたりすることです。
ルールはきちんと守り、猫と触れ合ったことがないお子さんたちには、しっかりと猫との触れ合い方を話して、実際に見せて教えてあげて欲しいと思います。

ちなみに私は、こうした場合は、走ってるお子さんたちを呼び集めて、一緒に座って、猫の嫌がること、好きなことを伝え、一緒に触ったり遊んだりします。

嫌がる猫を無理矢理抱っこする

これもめちゃくちゃ多かったです。
猫って、人見知りする子が多いです。猫カフェの猫は、人を認識する力が、一般で飼育されている猫よりも強いそうで、人を覚えます。
何度もご来店されていて、おやつくれたり、遊んでくれたり、危険がない人と分かると、猫たちも自然と寄っていきますが、初対面の人には、あまり自分から寄っていかない子が多いです。

せっかく来たんだから、お金払って入場してるんだからと、寝ている猫や嫌がっている猫を無理矢理抱っこする方がいらっしゃいます。また、お子さんに抱っこさせる方もいらっしゃいます。
猫が好きとおっしゃる方も、ご来店されて、即、無理矢理抱っこなんてこともよくあります。

しかし、猫にも心があります。
人間のお子さんが、全然知らない初対面の人に話しかけもせず、急に抱っこされたら、泣くでしょうし、嫌だし、恐怖でしかないと思います。

抱っこは、して欲しかったら猫から来てくれるので、それまでじっと我慢して、猫にたくさん好かれるお客さんになりましょう。

猫に触り方が雑い

自称猫好きなご高齢のおばあちゃんなんですが、「いっぱい猫飼ってたんや。私は猫に詳しい!」とおっしゃっていたんですが、部屋に入るなり、長い猫じゃらしのオモチャで猫をグルグル巻きにするわ、杖で猫をつくわ、手を持って引っ張るなどの行為をしたため、スタッフ2人係で、監視しました。
もう二度と来てほしくないと思いましたし、個人の店なら、すぐ退場としていました。
本当にこんなお客さん、まだ、いるんです。

まとめ

猫カフェにとって来てほしくないお客さんは、共通して猫にとって脅威のある人です。猫カフェに集まるお客さんは、少なくとも自称猫が好きな方なのは間違い無いのですが、猫が好きでも猫のことを知らないという方はとても多いと感じました。
猫カフェは、通えば通うほど、猫たちがまた違った顔を見せてくれるとっても魅力的な場所になります。いろんな人が集まる場所なので、猫にとって負担のない接し方をして、仲良くなって、更に楽しい猫カフェでのお時間を過ごしてもらいたいと思います。

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