
猫のご飯は、
ドライかウェットどちらが理想的ですか?
今日は、猫のご飯はドライフードかウェットフードどちらが理想的かお話ししていきたいと思います。
メリット
●ドライフード
- 簡単に、素早く与えやすい
- 保存性が高く、置き餌も可能
- 歯石が付きにくい
- 栄養バランスが取れたものが多い
フルタイムで働かれていて、時間がなくても、さっと計量して与えることが出来るのがドライフードです。保存性も高く、袋を開封すると、保存場所や密封性は気をつけるべきですが、それでも1ヶ月〜2ヶ月ぐらいは変わらず与えることが出来ます。
また、半日程度であれば、置き餌として置いておくことも出来ます。ドライフードのみで必要な栄養素は全て賄えると言えます。
●ウェットフードのメリット
- 水分摂取が出来る
- 香りが強く、嗜好性が高い
ウェットフードのメリットは、水分を多く含んでいるため、泌尿器系の疾患を持った猫に、特にオススメです。
また、なんと言っても香りが強く、嗜好性が高いため、食欲がない猫、カロリーを必要としている猫は、積極的に取り入れていきたいところです。電子レンジなどで、人肌程度に温めて与えると、更に美味しく食べることが出来ます。
デメリット
●ドライフード
- 水分量が少ない
ドライフードのデメリットはあまり見当たりません。強いていうなら、水分量が少ないので、水をたくさん飲んでもらえるようにしないといけないことぐらいです。(健康な猫で、新鮮な水が飲める環境であれば自然と飲んでもらえるので手間はかかりません)
●ウェットフード
- 値段が高価
- 保存性が低い
ウェットフードだけで栄養を補おうとすると、水分量が多いため、1缶300円〜400円ぐらいのを体重によっては1日2〜3缶ほど食べさせる必要が出てきます。ウェットフードだけで食事管理はなかなか難しいでしょう。
また、保存性が低いため、開封後は冷蔵庫に保管して、1〜2日ぐらいで使い切る必要があります。置き餌としても、使いにくく、腐りやすいため、残した場合はすぐに片付ける必要があります。
結論:ドライフードメインで与える
食事のバリエーションを持たせ与える方法を「ミックスフィーディング」と言います。ミックスフィーディングが最も推奨されているフードの与え方になります。
毎日、決まった一種類のフードを与え続けるのではなく、食事の幅を持たせることで、色々な食感や味や香りを楽しむことが出来、猫本来の食習慣を尊重できる与え方と言えます。
メリット面からドライフードメインで、ウェットフードやおやつなども与えてあげることが理想的です。
毎日違うフードを与えたり、食事内容をガラッと変えることは、猫の胃腸に負担が掛かりますので、メインのフードがあり、少量違うものを与える形にしてください。
メインのフードを変更する時には、少しずつ時間を変えて変更するようにしてください。
また、余談になりますが、猫にも手作り食を取り入れることが出来ます。
近所の動物病院で、手作り食について聞いても、おすすめ出来ないと言われることが多いかもしれませんが、東洋医学を取り入れている病院や手作り食推奨している獣医師から学びながら与えると良いです。
我が家では、積極的に取り入れて鹿肉やお魚なども与えています。
保存料が使われていないこと、水分量が多いことが最大の利点です。
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