
猫は完全室内飼いがおすすめ!
猫は完全室内飼いがオススメ!ということは、以前お話しさせていただきました。
さて、今日は、「室内だけだと猫が可哀想」「楽しみが半減するんじゃないの?」と、
心配される方の為に、室内で猫が楽しんでもらう方法をお伝えしていきたいと思います。
今日も猫の為に楽しんで学んでいきましょう!
お宝さがし

お留守番してもらう時や、家で一緒に遊ぶ時にやってみて欲しいのが、特別なおやつを隠すこと。
最初は、隠している姿を見せたり、小さい箱や大きい箱などを並べて、おやつを隠しましょう!
なんちゃって「ノーズワーク」です。
おやつが好きだったり、お腹が空いていると喜んで探してくれます。
嗅覚を使って、見つけ出し、おやつを食べる(報酬を得る)ことは、猫にとって、自分で狩りをして獲物を取っているような遊びに繋がります。
また、探している姿はとっても可愛く、見つけた時は、一緒に嬉しくなっちゃいますし、
お留守番の前に隠してあげると、お留守番中楽しめますので、分離不安の猫にも良いでしょう。
犬用のノーズワーク用のマットや、猫用のパズルフィーダー、ペットボトルにおやつを入れて小さな穴を開けたものなどを用意するのも頭を使った遊びになります。
おもちゃで遊ぶ

猫のオモチャは、一人遊び出来るものとあなたと一緒に遊べるものを用意しましょう。
猫が一人遊び出来るおもちゃは、転がすボールや小さなぬいぐるみ、段ボールなど隠れられる大きな箱などです。
お留守番やあなたが猫の相手が出来ないときに、猫が気が向けば自分で遊ぶことが出来ます。
一方、飼い主と遊ぶ用のおもちゃは、猫じゃらし系のものになります。
このおもちゃは、猫も大好きなあなたと遊べるので、張り切って遊んでくれることが多いです。
ただ、一点注意事項!一緒に遊んだあとは、おもちゃを必ず猫の手の届かない場所に片付けてください。
猫がいつでも遊べるおもちゃだと早い段階で、飽きてしまいます。
いくつかタイプの違うものを用意して、毎日ローテーションして遊びましょう。
1日数回少しの時間を目安にして遊んでみましょう。
少しの時間というのは、猫が飽きてしまったり、集中力がなくならない程度で、「もうちょっと遊びたいな」と思うぐらいです。
遊び終わりの合図もおやつを少しあげると良いでしょう。
猫は、狩りをして獲物を貰えたという満足感を味わえます。
おもちゃは、消耗品です。
壊れた箇所がないか、飲み込んでしまう箇所がないかなど、
必ず日々点検を行って、安全に遊びましょう。
景色を眺められるようにする
猫は、外の景色を眺めることが大好きです。
窓越しに、鳥を見たり、外を歩いている人を見たり、楽しみ方はそれぞれです。
絶景ポイントを作ってあげましょう。
窓の外は、景色が良い方がいいですが(鳥がたくさん来るなど)、家の中で、一番猫にとって景色が良いと思われる場所を用意してあげれると十分です。
さらに窓を眺められる高さの棚や、窓に貼り付けるタイプのハンモックを用意してあげると喜んで使ってくれます。
キャットタワー

猫の大きさや年齢、活動量によって、キャットタワーを用意しましょう。
犬とは違い、上下運動を必要とします。
高いところに乗って、辺りを見回すという欲求を満たしてあげましょう。
柱のようになっているキャットタワーは、活動量の多い若い猫だと、そのまま駆けあがり、良い運動になります。
運動が苦手な子の場合は、ステップがたくさんついたものにしましょう。
また、老齢の場合は、小さいキャットタワーがあります。
多頭飼育やスペースがある場合は、複数用意してあげると更に喜びます。
キャットタワーを置く位置も眺めが良いところがオススメです。
リビングで家族の動きを観察できたり、また、外の景色が見えるように窓がある場所など、
置く位置も工夫してみてください。
キャットタワーも消耗品ですので、麻縄が解けてきていないか確認してください。
また、突っ張りタイプのキャットタワーは、緩んできてぐらついてくる可能性がありますので、
そちらも併せて確認するようにしてください。
色々なタイプの爪とぎ

爪をとぐというのは、猫の自然な欲求です。
決して、爪をとぐからといって、爪をとる手術などしないでください。
爪とぎは、色々なタイプのものがあります。
麻、段ボール、木、水平、垂直方向のものなど・・・
複数の箇所に色々なタイプの爪とぎを設置しましょう。
水飲み場を複数用意
猫は、新鮮なお水が大好きです。
流れるタイプや吹き出すタイプの給水器を、猫が生活する様々な場所にいくつか置いてあげると良いでしょう。
猫によっては、お風呂場で水を飲むのが楽しみな子もいますので、そうした欲求にも対応できればしてあげてください。
日向ぼっこ
猫の健康維持には、程よく日光を浴びることが大切です。
日光浴が大好きなので、必ず日当たりの良い場所を用意してあげてください。
サンルームがあれば、最高ですし、ベランダを脱走できないように脱走防止策を施して出してあげるのも良いです(2、3階からでも脱走できるので、防止策は必要です。)
なくても、日当たりの良いお部屋で十分です。
毎日、日光浴が出来るようにしてあげてください。
まとめ
猫が完全室内飼いでも幸せに暮らせる方法の一例をご紹介させていただきました。
工夫しだいで、猫は今まで以上にもっと幸せに快適に暮らせます。
室内で、もともとある猫の本能も満たす行動が出来るように、考えて行動していきましょう。
猫とあなたの日々が、素敵で幸せなものになりますように。
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