結論:猫は夜行性ではありません!

猫が夜暴れて、寝てくれなくて、
困っています。
夜行性だから仕方ないですか?

夜鳴きがひどくて、
困っています。
猫を飼っていると、誰しもが、こういった悩みを抱えることがあると思います。
でも、実は、題名の通り、猫は夜行性ではないんです。
猫の習性について、学んでいきましょう。
猫は夜行性ではない!
何度も言いますが、猫は、夜行性ではありません。
猫は、暗い場所でも、目が見える動物です。
これは、猫の目に輝板(タペタム)があるからです。
輝板は、少ない光を集めることが出来、そのため、猫は夜でも目が見えるといわれています。
しかし、全く光がないところでは、猫の目も見えず、狩りも出来ないのです。
ですので、猫が、一番活動的に動くのは、「早朝」と「夕方」
夜行性ではなく、「薄明薄暮性」(はくめいはくぼせい)なんです。
猫の1日の配分を知ろう!
猫の1日は、睡眠40%、休息22%、狩り14%、グルーミング15%、移動3%、食事2%、その他4%です。
22%の休息というのは、うとうとしているけど、何かあればいつでも動ける状態のことを言います。
この睡眠40%のうち、殆どが夜間に取っていると言われていますので、
夜、猫が寝ないのが当たり前という認識は、間違った認識と言えます。
日中は、ぐっすり眠っているように見えて、実は、うたた寝であることが多いようです。
この分析は、農場で狩りをしながら人間と暮らしている猫を対象に行って発表されたものなので、
家の中で安心しきって過ごしている猫は、若干この枠から離れると思いますが、大まかな数値として参考にしてください。
猫は飼い主のライフスタイルに合わせる生き物
猫は、夜行性ではないにも関わらず、夜行性だと思っている人が多いのは、なぜでしょうか?
それは、猫は、実は、飼い主のライフスタイルに合わせて、行動するため、
飼い主がお留守の日中は眠っていて、帰宅に合わせて起きているからなんです。
なので、もし、夜暴れて眠れず、困っているようであれば、
お留守番の改善、帰宅後のコミュニケーションの改善を行ってみてくださいね!
詳しくは、こちらの記事に対策を書きましたので、ぜひ読んでください。
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